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The road to recording⑥



1曲1曲プレッシャーと戦って収録していると

あっという間に時間は過ぎていきます。


何せ、アルバム収録の7曲だけでないので!!

SAYOは札幌や旭川を中心にLIVE活動をしてRavvastの魅力を広げてくれていますが

私はライヴには参加できないため、

LIVE用音源としてピアノのみのカラオケVer.のようなものも作ることになっているのです。


RAVとの同録で生かせるものは生かしますが、

同時スタートの曲は軽い前奏をつけたり、工夫しなければならず・・。


一人で演奏するのは中々なプレッシャー。

ここで時間を押したらこの後の収録が・・!!!


でも、芸森には神がいました!!


エンジニアの強大なチカラのおかげで、なんとここで若干の収録時間短縮に成功!!

神がどんなチカラを使ったかはナイショです(笑)


レコーディングもいよいよ大詰め。

最大のヤマ場、「オーロラ」の収録です。


オーロラは雰囲気を最大限重視したい曲のため、スタジオ内でRavvastの収録場所を変えました。


ここはエコールームという場所。

壁がタイルでお風呂みたいにすご~くよく響きます。


ピアノは完全に別撮なので、私はSAYOにマレットを渡すお手伝いしました(笑)


Ravvastの収録の後、ピアノの収録へ。


「オーロラ」のピアノは効果音的な役割で使用するため

ピアノの内部音を使った内部奏法で演奏します。


でも、ここで大問題が発生!!

ここのピアノはスタンウェイのフルコンサートグランドピアノ。

つまり、とても大きいピアノなので、教室のグランドと内部鉄骨のつくりが全く違います。


使いたい音が鉄骨の真横だったりすると、爪ではじこうにも手が入らないのです・・

ちなみに爪は自分の爪でなく、ギターピックを使いました。(弦に皮脂がつくと劣化原因になるので)


いつもと勝手が違い、オロオロする私・・。


でも、そんなときも芸森の神は冷静に素晴らしいアドバイスを下さりました!!

こんどはSAYOにもピアノ用マレットのお手伝いをしてもらい、

なんとか無事に収録完了!!

オーロラだけで、たぶん3時間くらいかかったような・・


オーロラの収録後は「水面の月」のコーラスを録音したりしましたが、

ひと山超えた後はなんだかホッとして、わりと脱力できたような。


慣れてきたころ、収録が終わりに近づいてきます。


・・・次回⑦ レコーディングシリーズ最終回です!




「暁の女神」


1.夜明け〜SUN RISE〜 2.こもれび〜Have a nice day!!〜 3.雷雨〜Thunderstorm〜 4.水面の月〜Moon over the sea〜 5.雪舞〜Snow Dance〜 6.オーロラ〜暁の女神〜 7.血脈桜 ボーナストラック RAVVastソロ RAVVast・作曲  SAYO PIANO・編曲   FUMIE



視聴動画はこちらから → Youtube:https://youtu.be/6bhYZVm_qu4


SAYOのホームページでも通販あります。




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