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聴く力を育てる

音楽を楽しむうえで最も大切なことは

音楽を聴いて 様々な情景や心情を感じ取ることができること

だと思っています。

ん?なんだか難しい?

要するに

いま聞いている音楽が 楽しい?悲しい?切ない?どんな風景? 

これらを感じられるかどうか ということ。

ピアノを弾くことは技術が要るけれど、

聴いた音楽が どのような雰囲気なのかどうか 感じ取る能力、

これは感性が全てで、ピアノを弾ける弾けないは関係ありません。

私は若いころ、この感性を育てるという気持ちにあまり目を向けず

技術を磨くことばかりに躍起になって技術的に難しい曲ばかり弾いていました。

でも、大学時代にある教授が言った言葉に衝撃を受けたことをいまでも覚えています。

「自分のやりたい表現をするために 技術が必要なんだ」

まさにその通りなのです!!

弾きたい気持ちや表現が何より大切で、

技術だけなら私じゃなくていいんです。ロボットで十分。

ここから、ピアノの技術を学ぶことと併せて

音楽や楽譜が意味するものをより深く考えられるよう

聴く力を育てなければ、思い改めました。

聴く力を育てるには できるだけたくさんの音楽に触れることが大切だと思っています。

でも聴かなくなると耳は衰えるし、

よくない音楽では耳が育ちません。

生でプロの演奏家の演奏を聴くのが一番刺激になるのですが

毎度毎度行くこともできないので

私が常々勉強している番組がこちら。

クラシック倶楽部

NHKのBSプレミアムで 平日朝5時から放送している一時間番組。

国内外の一流演奏家のリサイタルを中心にいろいろなジャンルで放送してくれて

知らない曲もよくやっているので曲の勉強にもなるし、とっても重宝しています。

同じくNHK教育で日曜夜9時~のクラシック音楽館もなじみのある番組。

さすが公共放送様様です。ありがたい。

これらはちょっと難しい内容の音楽が多いので

わが家では普段3才の息子向けに、

ポピュラーな曲中心にいつも音楽をかけています。

クラシックに限らず、童謡、英語のうたなど様々。

でも、息子はピコ太郎に今も夢中(笑)

ピコ太郎

このCD&DVDは息子の宝物。おそるべしピコ太郎・・

いろいろな音楽をたくさん聞いて、感性豊かな人間に育ってほしいと願っています!

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