ピアノを弾く人ならだれもが憧れる作曲家です。
音楽に詳しくない方でも、ショパンの曲はどこかで必ず耳にしたことがあるはず。
優美なメロディーと壮麗な響き、高揚感、華やかさ・・・
悲しみ、哀愁、もの悲しさ、切なさ・・・
ショパンの曲はとくに 感情表現に長けているといって間違いないでしょう。
ピアノだけでこんなにも表現できるものか、と思うほど表情豊かな音楽が沢山あります。
ショパンは「ピアノの詩人」といわれることもしばしば。
ご覧のとおり色白で、若いころから病弱。
39歳で亡くなるまで現代に残るたくさんの名曲を遺してくれました。
最近、私も演奏会へ向けショパンの曲を中心に練習しているので
今一度ショパンのこと、曲のことを色々調べてみたくなり文献や資料読んだりしていました。
39歳で亡くなるなんて、ほんとに短い人生ですよね。
いまの私とたいして変わりません。
でも、その間にのこした業績を考えても、現代への影響もとてつもないものがあります。
小林麻央さんのことを考えても、若く亡くなったからといって
「短い人生」といってしまうにはあまりにあっけないと思うんです。
彼女の残した人生観、日本中の女性に、そして闘病中の方々に
たくさんの勇気と希望と、日常の素晴らしさを教えてくれました。
子どもを持つ母として、私も彼女の死はすごくショックでした。
生きていることが当たり前に普段過ごしていることがどれほど素晴らしいことか、
彼女はブログで常にそのことを訴えていましたよね。
今のこの幸せな状況に、そしてピアノとともに日常を過ごせることに感謝しながら
日々大切に過ごそうと思うのです。